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100周年「わたしと桂馬」フォトメッセージ




石倉美津子様



私は桂馬様というお名前を聞く度に思い出す友達がございました。
平岡勝子様と申されまして尾道ご出身でいられます。 ご実家は昔岩ア旅館を営んでいられたよう伺ってをります。 実は勝子様のご主人さまが日立にお務めになられてをりまして大阪市八尾山本の社宅でお隣り同志でございまして  よくお宅様の先々代にもなられる方でしょうか 桂馬の小父さんおじさんと始終御名を伺ってをりましていつぞやか確にご来遊なられ  お姿をお見受させていただいた記憶がございます。 和服姿でいらっしゃったように思います。
帰郷の度に御地のお土産として蒲鉾を頂戴いたしましたのをなつかしく振り返えてをります。
およそ70年近く以前になるのではないでしょうか。 平岡様のご主人も昔日立ミシンの社長にご栄転  東京お住ひに、その間ずっとご交宜をさせていただき  尾道え帰られた時は必ず大阪え寄っていただいていたのです。
ご主人も未だ現役でいられましたのに亡くなられ、御母上(岩ア旅館を営まれていました方)もご一緒に住まれ、 100歳近くまでご健在でいられましたが亡くなられ その後ご子息とご一緒にお住いになられてをりました。
3・4年前 孫の結婚式に上京しました時 わざわざホテルまで来て下さったのが最後と相成りまして 桂馬様の御名を聞く度に お謡ひなどご一緒に遊ばしてもらい なつかしいなつかしい方でございました。
だらだらと書かせていただきました 私も96歳 こうして思いがけなく筆を取らせていただきました ご笑覧下さいまし
どうか御皆々様よきお年をお迎え遊して下さいませ
思ひつくまゝに 
かしこ
こうして書かせていただけることも何かの絆かと存じます



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